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国盛「とらじの唄」(中埜酒造)

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銘柄:国盛「とらじの唄」
製造:中埜酒造
種類:純米
酒米:不明

愛知県半田市にある国盛は以前から蔵見学など盛んに行っているところで愛知県内では比較的知名度の高い蔵の一つです。その蔵で作られた濁り酒の一つがとらじの唄。国盛は普通のにごり酒も作っていますが、こちらは甘口の活性にごり酒で、レギュラー商品の一つです。スーパーで置いてあるのを見かけたことはちらほらありましたが、あまり手に取ったことはなく、今回はたまたま手に取ったらコスパが良さそうでしたので選んでみました。

冷酒で飲ス、うまい!
香はほんのり麹の香漂うにごり酒。飲んでみるとにごり酒とは思えないほどさらりとした舌触り。綺麗な酸味と落ち着いた旨味のバランスが程よく、とてもあっさりとした軽めのお酒といった印象です。白い滓でドロドロしているのかと思いきやサラッとした質感は少し驚きで、逆に自然発泡の微炭酸の刺激が清涼感を感じさせてくれます。アルコール度が6度と低いので真夏に飲むと、しつこさを感じず清涼感たっぷりでとても美味しく飲めそうです。コスパは良く、活性にごり酒を飲んでいるというより、梅酒サワーのような飲みやすさで万人受けしそうなお酒でした。

FEELクオリテ平和公園店で購入しました。
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二兎「純米 萬歳七十」(丸石醸造)

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銘柄:二兎「純米 萬歳七十」
製造:丸石醸造
種類:純米
酒米:萬歳

岡崎市にある丸石酒造は創業330年の歴史を持つ蔵で、徳川家康や三河武士の銘柄を作ることで知られていますが、5年ほど前から特約店用に二兎という銘柄を出しています。「二兎を追う者は一兎をも得ず」ならぬ「二兎追うものしか二兎を得ず」のコンセプトで多種類を用意しています。その中で岡崎市で過去に作られていた「萬歳(ばんざい)」という酒米を使った純米酒がありましたので選んでみました。萬歳は100年ほど前の米で栽培は途絶えてましたが県農業試験場に種もみが保管されていたため平成25年から岡崎市内で栽培を始めたとのこと。なので酒米の詳細なデータは不明ですし、使っているのも丸石酒造だけのようです。

冷酒で飲ス、うまい!!
香はほんのり麹の香漂う飴色のお酒です。飲んでみるとほんのり甘くフルーティーな口当たり。最初はすっきりとした綺麗な酒質で、その中にほんのり感じる酸味が清涼感を感じさせてくれます。飲みやすいお酒だなと思って飲んでいくと、次第にピリっとした刺激のある味を感じることができます。ピリ辛な旨味の後で薄い苦味で程よくキレて、後味は意外とすっきりしています。飲むほどドライな舌触りが強くなり、でもふと気がつくとふっくらとした綺麗な旨味が顔を出し、いつまでも美味しく飲むことができます。少し濃いめの味付けの料理と一緒に飲みましたが、程よく馴染んで美味しくいただけたお酒でした。

リカーショップオオタケで購入。

米宗「山廃純吟一火原酒」(青木酒造)

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銘柄:米宗「山廃純吟一火原酒」
製造:青木酒造
種類:純米吟醸
酒米:美山錦

米宗のお酒で、一部の特約店のみ販売されている一火原酒シリーズ。その中で長野県産の美山錦を使ったお酒が売っていたので購入してみました。名前から山廃純米吟醸火入れ原酒とまんまですが、濃厚な味わいだろうなと思い購入してみました。

冷酒で飲ス、うまい!!
香は麹の香がしっかり漂う濃い褐色のお酒です。飲んでみるとどっしりとした濃厚な口当たり。山廃らしい強めの酸味の効いた味がとてもパンチが効いていて、その後から口の中に広がる濃厚な米の旨味がたまりません。これだけ濃厚な味なのにネットリした感じはなく、どちらかと言えばサラリとしたドライな質感で、綺麗にキレてくれるからしつこさが少なくて濃厚でも飲みやすい感覚になります。これなら夏に飲んでもくどくならずに飲み続けれます。しっかりとした酸味と濃厚な旨味の山廃純米原酒を味わいたいとのき良いお酒でした。

リカーショップオオタケで購入。

敷嶋「0歩目 特別純米 無濾過原酒」(伊東株式会社)

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銘柄:敷嶋「0歩目 特別純米 無濾過原酒」
製造:伊東株式会社
種類:純米
酒米:山田錦

愛知県に住んでて「敷嶋」といえば古い酒屋さんとか居酒屋で看板が掲げられているしばしばに目をします。しかしながら敷嶋のお酒を売っているところを見たことがない人が大半だと思います。それもそのはずで、敷嶋を造っていた伊東合資会社は1788年創業の歴史のある蔵でしたが2000年に廃業していたのですから(その後、敷嶋の銘柄は愛知県安城市の神杉酒造で少し使われていたようですが詳細は不明)。で、この蔵の9代目の方が復活させたいとの思いがあり、脱サラして他の蔵で修行をして2020年4月に販売されたお酒がこれ。綺麗なラベルはデザイン会社や書道家(田坂州代)による作品で、醸造への第一歩へ向かう0歩目という内容。そして最近お気に入りで「天下錦」で知られる三重県名張市の福持酒造場のタンクを借りて誕生したお酒だとのこと。HPがあるので参照すればわかりますが、免許返納しているため、そのままでは単独で醸造することはできず新規取得も難しいと前途多難な様子。ですが滋賀県の中澤酒造「一博」のように復活した蔵もあるのでコロナ禍で大変ですが頑張って欲しいと思える蔵です。まだ蔵として出発しているわけではないのですが意外とHPが充実しているのが好印象でした。

冷酒で飲ス、うまい!!
香は甘い麹の香漂う飴色のお酒です。飲んでみると少しピリッとしたドライな口当たり。柑橘系の甘酸っぱい酸味に辛味のある深い旨味がとても飲みごたえがあります。程よく熟成した落ち着いた深みのある味が最初はなかなか濃厚で、飲めば飲むほど馴染んできてトロリと舌にまとわりつく旨味がだんだんと心地よくなってきます。その心地よい余韻に浸っているとアルコール度18度が顔を出してきて、気がついたら結構酔ってしまいました。なので沢山は飲めませんが、ちびちび飲むにはもってこいでステーキとかしっかりとした味わいの料理と相性が良さそうなお酒でした。

リカーショップオオタケで購入。相変わらず品揃えがそそります。

蓬莱泉「霞月 生原酒」(関谷酒造)

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銘柄:蓬莱泉「霞月 生原酒」
製造:関谷酒造
種類:純米
酒米:不明

今年も夏に蓬莱泉の吟醸工房へ行った時に購入したお酒です。普通の霞月は以前飲んだことがありましたが、限定で販売されるこちらの青いラベルの霞月は初めてです。

冷酒で飲ス、うまい!!
香は甘い麹の香漂う透明のお酒です。飲んでみると少しピリッとした口当たり。フレッシュで甘辛な米の旨味がまったりと舌の上に広がって、これが意外とねっとりとした質感で結構残り、長く余韻を楽しむことができます。結構しっかりとした艶やかな旨味で、最後のキレがドライな喉越しとなって次の一杯が欲しくなってきます。開栓2日目に飲んでみると少し刺激が和らいで全体的にまろやかな角の取れた旨味となり、じっくりと飲むことができました。個人的には少し丸くなった方が好みの味かな。生原酒のフレッシュな状態を飲むのも良いですが少しおいて味の変化を楽しみながら好みのところを探したくなるお酒でした。

ほうらいせん吟醸工房で購入。

星泉「7号 純米吟醸 無濾過生原酒」(丸一酒造)

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銘柄:星泉「7号 純米吟醸 無濾過生原酒」
製造:丸一酒造
種類:純米吟醸
酒米:夢吟香

「ほしいずみ」で知られる丸一酒造で特約店用に販売されているお酒が漢字の「星泉」。このお酒は7号酵母と夢吟香の組み合わせの無濾過生原酒です。ほしいずみ自体は飲んだことはありますが漢字の方は飲んだことがなかったので購入してみました。

香は爽やかに甘い吟醸香の透明のお酒です。飲んでみるとフルーティーな口当たり。完熟メロンを彷彿させる甘くてジューシーな甘さと、ピリッとした辛さがすっきりとした飲み口になってます。この辛さはなんとなく微炭酸がほんのり混ざってそうな清涼感のある辛口です。その後から舌に絡みつく結構濃厚な甘い旨味がとても心地よく、芳醇辛口な味わいを十分に堪能することができます。少し暑くなる夏場で濃厚系原酒は重っ苦しいかと思いきや、しっかりとした辛口でスッキリとしていて飲みやすくオールシーズンで楽しめそうなお酒でした。

リカーショップオオタケで購入。

山崎醸「夢山水 DREAM かすみ生」(山崎合資会社)

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銘柄:山崎醸「夢山水 DREAM かすみ生」
製造:山崎合資会社
種類:純米吟醸
酒米:夢山水

山崎醸を造る山崎合資会社は明治36年創業と120年ほどの歴史のある蔵です。もともとは尊皇や幻々、近年では奥という銘柄で全国的に知られている蔵ですが、最近出した銘柄が山崎醸。詳細はよく知りませんが、蝶のラベルが気に入り購入してみました。

香は無臭に近い薄濁りのお酒です。飲んでみるとフルーティーな口当たり。メロン果汁のように甘く、サラリとした舌触りがとても心地よいです。滓がありピリピリしたフレッシュな味わいを想像していましたが、とても滑らかで柔らかい口当たりで綺麗な旨味がたまらない飲みやすいお酒です。何度か飲んでいるとカルピスのように舌に少し余韻が絡みつく感じですが、それが決して嫌な感じではなく甘くて心地よい感じです。愛知の水に愛知の米というと、濃い目系が多いのですが、このお酒は何度飲んでもソフトなタッチで優しく口の中に広がり、単品で飲み続けていられそうなお酒でした。

リカーショップオオタケで購入。

金鯱「夢吟香 純米」(盛田金しゃち酒造)

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銘柄:金鯱「夢吟香 純米」
製造:盛田金しゃち酒造
種類:純米
酒米:夢吟香

盛田金しゃち酒造の10周年記念として造られたお酒です(天埜酒造から2010年に譲渡)。愛知の酒造米「夢吟香」を使った純米酒ということで、地元で取れた米で造る、いわゆる地酒です。

冷酒、常温で飲ス、うまい!!
少し麹の香漂う飴色のお酒です。飲んでみると少しピリッとした口当たり。酸味と苦味のきいた、しっかりとした渋い旨味があり、それでいてさらりとした舌触りで喉の奥にするすると流れ込んできます。軽快感のある、しつこさのない旨味で飲みやすく少し熱くなった季節でも重さを感じずに飲むことができます。少し温度を上げて常温くらいで飲んでみると味がマイルドになり、うまさと飲みやすさでするすると飲めてしまえるお酒でした。

覚王山フランテで購入。

楽の世「山廃純米 無濾過 生原酒」(丸井合名)

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銘柄:楽の世「山廃純米 無濾過 生原酒」
製造:丸井合名
種類:純米
酒米:不明

愛知県の北部に位置する江南市は中規模の町ながら日本酒の酒蔵が3つあり、そのうちの一つが丸井合名。創業220年と歴史のある蔵なのですが、愛知県内はおろか、江南市でも見かけた記憶がなく、ネットで昔のブログがあるくらいで情報発信もなく、営業しているかも分からずだったので記憶になかったのですが、たまたま綺麗なラベルを手に取ってみたら「楽の世」だったのでどんな味かと思い購入してみました。

冷酒で飲ス、うまい!!
香は麹の香がほんのり漂う飴色のお酒です。飲んでみると酸味の効いたピリッとした口当たり。始めは清涼感がありリンゴのようなフルーティーな印象でしたが、飲んでいくとだんだんと酸味が強くなり、米の旨味が滲み出てくる味わいは山廃を強く感じさせてくれます。強い酸味の中に、ピリピリの辛い刺激、苦味が混ざり合い、より深みのある旨味になってます。少し絡みつくトロっとした舌触りでしたが、その後からくるドライな喉越しが全てを包み込み次の一杯に続きますが、アルコール度が18度と少し高めのため、一気に酔いが回ってきてしまいました。濃い味付けの料理と相性が良さそうで、しっかりとした濃厚な味わいを感じたい時に飲みたいお酒でした。

リカーショップオオタケで購入。

銘柄:三河武士「純米酒」(丸石醸造)

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銘柄:三河武士「純米酒」
製造:丸石醸造
種類:純米
酒米:不明

岡崎市にある丸石醸造は岡崎市にゆかりのある徳川家康や三河武士などの銘柄を作っている蔵です。愛知県内の量販店では比較的見かけるため、あまり手にしたことがなかったのですが、三河武士は飲んだこと実はなかったなと気がつき購入してみました。

冷酒、熱燗で飲ス、うまい!
香は麹の香がほんのり漂う透明のお酒です。飲んでみると軽い口当たり。米の旨味や苦味などが感じられるのですが全体的に軽いという印象です。軽いのですが水の如く薄いわけではなく、本醸造酒の様な感じでもなく、米の味がちゃんと感じられるのですが全体的に軽量な印象(わかりにくいかな)。少しお酒を飲む人には味がないって感じで物足りないかもです。この後熱燗で飲んでみると、少し印象が変わってきます。酸味が減って旨味が強く感じられる様になり、まろやかな飲みやすいお酒になる印象です。米の旨味自体は熱燗の方が強く感じられるため、個人的には熱燗が好みなお酒でした。

リカーマウンテンで購入。
プロフィール

シンパク

Author:シンパク
日本酒は一期一会。どんな日本酒であっても飲んだ時期や気温、体調や料理などで感じる味が変わると思います。
人気や知名度にとらわれず色々なお酒を飲んで楽しんでいけたらと思い、飲んだお酒の印象と記録を残します。

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