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白真弓「初にごり」(蒲酒造場)

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銘柄:白真弓「初にごり」
製造:蒲酒造場
種類:普通酒
酒米:ひだほまれ+ひとめぼれ

岐阜の高山よりも少し北に位置する飛騨古川にある酒蔵です。飛騨古川といえば元々有名でしたが「君の名は。」の聖地巡礼でさらに知名度がましたところでもあります。その町で作られる白真弓は近年では岐阜県でしか生産されていない酒米「ひだほまれ」を中心に酒造りを行なっている地元志向の蔵と言えそうです。

冷酒で飲ス、うまい!!
コップに注ぐとトロっトロ、まるでスムージーのようなゾル状の液体です。上澄みは普通ですが混ざるとソフトクリームが溶け出したような感じになってきます。飲んでみるとこれまた液体というよりもスムージーのような食感。飲むというよりも食べるといったところです。キリッとする酸味の口当たりを感じつつ、ドロリとしたクリーミーな食感の中に甘酒のような米の甘い味わいが滲み出てきます。綺麗な甘みのある口当たりを堪能していると最後にスーっと消えてくクリアな感じ。濃厚なんだけど重さを感じさせません。あまりにトロトロすぎて日本酒を飲んでいることを忘れてしまえるくらいのお酒でした。

川島パーキングに併設されている河川環境楽園のお土産屋で購入。
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恵那山「純米吟醸 山田錦 しぼりたて無濾過生原酒」(はざま酒造)

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銘柄:恵那山「純米吟醸 山田錦 しぼりたて無濾過生原酒」
製造:はざま酒造
種類:純米吟醸
酒米:山田錦

日本の百名山に指定されている恵那山の麓の中津川市で酒造りを営んでいるはざま酒造は1601年創業と400年以上の歴史を持つ蔵です。中津川市は中山道の宿場町の一つで、周りに馬籠や妻籠があるため目立ちませんが街中には古い町並みが残されており、その一角をはざま酒造が担っています。以前は色々な米でお酒を作られていましたが、現在は山田錦とひだほまれで作る純米系に整理されているようで、その中で季節限定のしぼりたて無濾過生原酒が売っていたので購入してみました。

冷酒で飲ス、うまい!!
甘いメロンを彷彿させる吟醸香の透明のお酒です。飲んでみると甘く艶のあるフルーティーな口当たり。完熟メロンの甘さと苦さの混ざり合った旨みがトロっと舌に絡みついてきます。フレッシュな酸味の刺激が程よく、気がつけば口の中には米の旨みだけが残って程よい余韻となっています。しぼりたての荒々しい感じは多少あるのですが、最後にはソフトな口当たりに行き着くため、美味くて飲みやすい柔らかな印象のしぼりたてです。新しさや珍しさではなく、シンプルに旨みを楽しめる美味いお酒でした。

はざま酒造で購入。

白川郷「炭酸純米 泡にごり酒」(三輪酒造)

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銘柄:白川郷「炭酸純米 泡にごり酒」
製造:三輪酒造
種類:純米
酒米:あけぼの 他

三輪酒造といえばにごり酒の「白川郷」で有名な蔵で、全国はもとより中部地区ではスーパーからコンビニまで揃えているとてもメジャーなお酒です。日本酒の中でもにごり酒が中心のため独特の立ち位置にいるためライバルは不在の地位を確立している蔵です。白川郷というくらいですから世界遺産の白川郷で作られているかと思いきや、酒を作っているところは県内ですが100km以上離れた大垣市で作られているのは意外に知られていないところです。そんな蔵では最近ではにごり酒も何種類か用意されていて、そのうちの一つのスパークリング(瓶内二次発酵)が売っていたので購入してみました。

冷酒で飲ス、うまい!!
香りは甘酒のような甘い麹の香りのするにごり酒です。注ぐと白く濁った液体からプチプチと細かい発砲がでてきてビールの泡のような上澄みが出来上がります。飲んでみるとシュワっとした清涼感のある口当たりで、その後から柑橘系の甘酸っぱい味わいが口の中全体に広がってきます。この甘酸っぱさと炭酸のバランスがとても心地よい清涼感になっていて、日本酒を使ったカクテルやヨーグルトを飲んでいるかのような感じになります。他のにごり酒の日本酒度よりもさらに低い日本酒度−50の繰り出す柑橘系の旨みと、アルコール度11度の比較的軽めの刺激が織りなす飲みやすさは日本酒が苦手な人でも飲めてしまう万人ウケすると思います。日本酒というよりもワイングラスで飲む方が合っているようなお酒でした。

川島パーキングに併設されている河川環境楽園のお土産屋で購入。なぜ高速道路のパーキングエリアにアルコールが売っているのだとツッコミを入れたくなりますが、微妙にゲートを越えてオアシスパークに足を踏み込んだ先にあるためセーフなのかな。当然ながらドライバーは飲んではいけません。

百十郎「純米吟醸 無濾過生原酒 日和」(林本店)

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銘柄:百十郎「純米吟醸 無濾過生原酒 日和」
製造:林本店
種類:純米吟醸
酒米:秋田酒こまち

9月から数量販売される百十郎の無濾過生原酒のお酒。ラベルは歌舞伎メイクにカラフルなイチョウの葉を散りばめた綺麗なラベルで日本酒よりもアートを感じさせるものになっています。

香りは甘くマスカットを彷彿させるようなフルーティーな香りの透明のお酒です。飲んでみると強めの刺激のある口当たり。甘くフルーティーな口当たりとピリッとした喉越しと、さらりとした舌触りが口の中に広がってくるお酒です。コクのある深い米の旨みと甘み、ちょっとしたボケた苦味、それらをまとめる酸味のあるすっきりとした口当たりで、芳醇な味わいながらも重厚感を感じさせない軽快感がなんとも言えない心地よさを醸し出しています。以前飲んだ他の百十郎のお酒を飲んだ時に感じた若い味を感じず、最初に強く感じる刺激も、何度か口にしていると心地よい刺激に変わって飲みやすくなってきます。開栓2日目になると全体的に荒さがなくなり角の取れた味わいになるので、最初の刺激が強ければ少し待ってみると良いかもしれません。ここのお酒は合う料理をHPで掲載していますが、このお酒だけ味噌おでんとあり、確かにその通りで味の濃い名古屋の料理に合わせてくれているかのごとくでした。無濾過生原酒で濃厚ながらも重さを強く感じさせず、すっきりした旨みで飲みやすいお酒でした。

石原酒店で購入。

母情「生貯蔵酒」(平野醸造)

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銘柄:母情「生貯蔵酒」
製造:平野醸造
種類:本醸造
酒米:不明

道の駅で見かけた母情の生貯蔵酒。酸味の効いた濃厚系のお酒がメインの昔ながらの味わいのお酒を作っていて、懐かしくてたまに飲みたくなってしまう蔵の一つです。

冷酒で飲ス、うまい!!
香りは少し柑橘系を感じる米麹の香りの飴色のお酒です。飲んでみると酸の効いた刺激のある口当たり。濃厚でしっとりとした米の旨味満載のどっしりとした味わいのお酒です。アルコール度が17〜18度とやや高めで最初は結構刺激があって飲みにくい印象ですが、水がいいのか飲んでいるとだんだん馴染んで来て米の旨みが堪能できます。ここで調子をこいて飲んでいるとあっという間に酔いが回って来ます。夏に多い生貯蔵酒はスッキリとしたフルーティーなお酒が多い印象ですが母情は昔ながらの濃厚系のお酒で直球勝負してきて、BBQとかステーキとか肉料理に相性が良さそうなお酒でした。

道の駅 清流の里しろとりで購入。この辺りは道の駅が多いなぁ。

元文「特別純米酒」(原酒造)

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銘柄:元文「特別純米酒」
製造:原酒造
種類:純米
酒米:不明

花酵母のお酒がメインの小さな酒蔵である原酒造の出す地元向け?らしきお酒。いつもは花酵母を全面に押し出したラベルが多いのですが、このお酒には花酵母に関することや使用している米のことなど情報がなく良くわからないお酒です。蔵のHPを見ると、それらしきお酒はありますが、月下美人の花酵母を使ったお酒と同スペック?か不明ですが、まぁ飲んでました。

冷酒、ひやで飲ス、うまい!!
香りは麹の香り漂う飴色のお酒。飲んでみると酸味のある少しパンチの効いた口当たり。最初は口の中に複雑でコクのある旨みが広がり、全体的に苦味と旨みの混ざり合った味わいがしばらく続く感じです。少し雑味も感じますが酸味の清涼感がうまく混ざり合って、バランスを取ってくれます。何度か飲んで来て口の中に馴染んでくると飲み難さが少なくなり、逆に米の旨みが良く引き立ってくる感じでしょうか。温度が上がって常温になってくるほどまろやかな旨みが口の中に適度に心地よさを感じさせ、それでいてあまりどろっとしておらず、どちらかと言えばサラッとした舌触りで濃い味を流し込んでくれます。しっかりとした味わいはステーキとかと相性が良さそうで、最初の一口目の印象よりも馴染んで来てからが本領発揮で気が付けばご飯が進むお酒でした。

道の駅「白鳥」で購入。
花酵母を使ったにしては濃厚でしっかりとした味わいなので違うのかなと思ったが、月下美人を使った純米酒の自分のレビューをみてみるとほぼ同じようなことが書いてあるので、やっぱり同じお酒もしくは似た方向のお酒なのかな。

醴泉「純米大吟醸 撥ね搾り」(玉泉堂酒造)

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銘柄:醴泉「純米大吟醸 撥ね搾り」
製造:玉泉堂酒造
種類:純米大吟醸
酒米:山田錦

貰い物のお酒です。養老町にある玉泉堂酒造のお酒で山田錦35%の純米大吟醸とスペック的には高価な部類のお酒で自分ではなかなか買わないお酒です。お酒を飲まない人がもらっても何も感じないみたいですが、こういうお酒を飲む機会って稀にしかないのでありがたく頂戴してみました。

冷酒で飲ス、うまい!!
香りはしっとり甘く香る吟醸香の透明のお酒です。飲んでみるとさっぱりとしたフルーティーな口当たり。甘さの感じる上品なお酒だなと思っていると最後に来るドライな喉越しで全てをリセットする辛口のお酒です。何度か飲んでいるとフルーティーな味わいの中に米の旨みがじわりと溶け込んでいるのがわかるようになり、それでいてさっぱりした飲み口が猛暑が続く真夏であっても料理にくどさを感じさせることなく美味しくいただくことができます。誰が飲んでも飲みやすく万人受けするお酒でした。ただ個人的にはYK35のお酒はどれも似たような味になり、水のごとく上品なお酒になりがちで、もう少し癖というか個性がでてくると味があっていいなと思ったりしました。まぁ美味しかったので贅沢なボヤキですが。

もらいもの。

小左衛門「純米吟醸にごり 華宴」(中島醸造)

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銘柄:小左衛門「純米吟醸にごり 華宴」
製造:中島醸造
種類:純米吟醸
酒米:出羽燦々

綺麗で飲みやすく美味しいので結構お気に入りで飲んでいるお酒の一つである小左衛門から、にごり酒が夏に販売されましたので購入してみました。

冷酒で飲ス、うまい!!
香りはしっとり甘い麹の香り漂うお酒。開栓注意とあり、お店の人もゆっくりと開けてくださいねと念を押され正直ビビりながら開栓しましたが全く何も無く、炭酸ガスの入った清涼感もな感じることなく、ただ普通ににごり酒の印象です。澱のの入った滑らかさで、その後に感じるわずかな酸味が加わってクリーミーな舌触りです。しばらく甘くてトロッとした食感が続いた後で苦味や旨みの混ざり合った複雑な米の旨みがにじみ出てきます。この複雑な旨みは出羽燦々の成す味わいっぽいかな。にごり酒独特の甘い澱の味わいの中でもしっかりと感じられる米の旨みが光るお酒でした。

リカーショップオオタケで購入しました。

金泉「特別純米 原酒 新酒しぼりたて」(平和錦酒造)

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銘柄:金泉「特別純米 原酒 新酒しぼりたて」
製造:平和錦酒造
種類:純米
酒米:五百万石

美濃加茂から国道41号を下呂へ向けて走っていると看板を幾つか目にする金泉の文字。手作り少量生産で主に地元向けに作られている平和錦酒造のお酒で、レギュラーなのかは不明ですがこの時期には珍しい新酒しぼりたてのラベルがあります。ラベルの日付は2018年5月になっているので、この時期に搾ったのでしょうか?もともと花見のために4月にも搾ったりしている蔵なので、何かをやろうとしているのかもですが、このお酒自体がHPに載っていないため詳細は不明でした。

冷酒、ひやで飲ス、うまい!!
香りは麹の香り漂う透明のお酒です。しぼりたて原酒とあり、火入れはしていない様子の生酒っぽい扱いでしたので、冷蔵庫で冷やしてから飲んでみました。最初に口の中にピリっと辛口を感じ、その後からサラリとした透明感のあるフルーティーな口当たりとピリ辛のドライな喉越しが同時にやってくる感じでしょうか。日本酒度は+3とそこそこですが、アルコール度が18〜19度と少し高めで結構口の中が刺激でいっぱいになってきます。この後、少し温度を上げて常温よりも少し低いくらいで飲んでみました。こちらの方がとても飲みやすく、しっとりした口当たりです。まろやかな濃厚さを持つ米の甘い旨みがとても心地よく、それでいて思っているよりもしつこさが少なめのためかスペックよりも軽く飲みやすさを感じます。そして最後に少しピリ辛でドライな喉越しで締めるのがたまりません。5月と少し暑くなり出した季節に搾ったお酒ですが、どちらかといえば寒い季節で鍋とかと一緒にいただきたいしっかりとした味を感じるお酒でした。

石原酒店で購入

小左衛門「純米吟醸 出羽燦々 生酒」(中島醸造)

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銘柄:小左衛門「純米吟醸 出羽燦々 生酒」
製造:中島醸造
種類:純米吟醸
酒米:出羽燦々

岐阜の小左衛門に山形の出羽燦々と、なんとも不思議な組み合わせのお酒、生酒で売っていたので購入してみました。相変わらず銘柄とラベルの統一感がたまらないところです。

冷酒で飲ス、うまい!!
香りは甘い麹の香り漂う飴色のお酒です。飲んでみるとピリッとした口当たり。口の中に流れるように入ってきたかと思えば結構濃厚で甘さと苦さの混ざり合った複雑な味わいがじんわりと下に残る感じでしょうか。この複雑でコクのある旨味が最初はちょっと飲みにくさを感じるのですが、何度も口にして馴染んでくると、たまらないうまさになってきます。程よい苦味のおかげでボケない米のうまさが引き立ってくるというか、まぁそんな感じ。あまり万人受けしませんが好みだと結構ハマるうまさのお酒でした。

覚王山フランテで購入。
プロフィール

シンパク

Author:シンパク
日本酒は一期一会。どんな日本酒であっても飲んだ時期や気温、体調や料理などで感じる味が変わると思います。
人気や知名度にとらわれず色々なお酒を飲んで楽しんでいけたらと思い、飲んだお酒の印象と記録を残します。

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