FC2ブログ

苗加屋「琳青(りんのあお) 純米吟醸 無濾過生原酒」 (若鶴酒造)

DSC03668.jpg
銘柄:苗加屋「琳青(りんのあお) 純米吟醸 無濾過生原酒」
製造:若鶴酒造
種類:純米吟醸
酒米:雄山錦

淡麗辛口酒が主流の時代に濃醇旨口のお酒をということで1999年から販売されている若鶴の別名柄のお酒「苗加屋(のうかや」には火入れの「玲」と無濾過生原酒の「琳」があります。以前、淡麗系の越後杜氏の時に濃厚系の南部杜氏を向かい入れ、2系統で競いながら酒造りをされていたのを現杜氏が学んで融合させたのがこのお酒なんだそうです。無濾過生原酒には兵庫県産山田錦で作られた琳赤と富山県産雄山錦で作られた琳青がありますがせっかく富山の地酒を楽しみたかったので琳青を選択してみました。料理と同じで日本酒には味だけでなく地域性も要求されるようになってますし、個人的には多様性があるほうが楽しいのでいわゆる地酒を選択しがちです。

冷酒で飲ス、うまい!!
香りは少しリンゴのような甘酸っぱさが混ざる麹の香りです。飲んでみると少し酸味の効いた、甘い旨みが口の中に広がってきます。少し渋みのある完熟リンゴのような甘さがしっかりと感じられますが、ねっとりした濃厚さは感じず意外とさらりとした舌触りなのは程よい酸味があるためでしょうか。少し温度が上がってくると酸味が強くなり、リンゴのような味わいに深い旨みが混ざり合って最後にピリッとした辛味でしめてきて、これもまた好みの味わいです。深い艶やかな旨みは繊細な料理にも合うと思いますがどちらかというと肉料理の方が相性が良さそうなしっかりとした味わいのお酒でした。

道の駅「砺波」で購入しました。
※ラベルにはわかり難いですが「特別純米」と書かれていますがHPでは純米吟醸しかなく、購入したお酒は先日瓶詰めされたばかりみたいで、どちらの表記が正しいのかは不明(正直どちらでも良いのだが)でしたが、HPを基準にしました。
スポンサーサイト

若鶴「辛口 玄 生貯蔵酒」(若鶴酒造)

DSC03669.jpg
銘柄:若鶴「辛口 玄 生貯蔵酒」
製造:若鶴酒造
種類:本醸造
酒米:五百万石+他

砺波市にある酒蔵の一つである若鶴酒造は、愛知では全く見かけたことはありませんでしたが富山へ行くとそこそこ見かける銘柄の一つでしょうか。同じ砺波市に全国区の立山酒造があるためか目立たないなぁと思っていたら、日本酒だけでなく、北陸で唯一のウイスキー蒸留所を持ち意外と手広くやっているメーカーでした。さらに言えば北陸コカコーラボトリングまで同グループという、実はかなり大きい蔵なのではないでしょうか。話は脱線してしまいますがボトラーの意味を初めて知り、大変勉強になりました。北陸行くとたまに巨大なコカコーラの看板を見かけたりしますし、北陸長野限定のコカコーラ缶があったりと何故か独特の地域カラーがあるなと思っていたら、こういうことだったんですねー。で話はお酒に戻りますが、そんな蔵が食中酒向けに造っている銘柄が「玄」で、その生貯蔵酒が冷蔵保存で販売していたので購入してみました。

冷酒で飲ス、うまい!!
香りは麹の香り漂う透明のお酒です。飲んでみるとすっきりとした軽めの口当たり。米の甘い旨みが程よくフルーティーな口当たりで刺激もそこまで強くなく、優しい触感で最初の印象は飲みやすそうな感じです。口に含むと少し酸味の効いた味わいのあとでキリッとした辛味を感じます。そのあとはドライな喉越しで口の中は少しヒリヒリした感じになり、だんだんと薄れていく感じでしょうか。キンキンに冷やして飲むとすっきりしたフルーティーな軽めの印象ですが、少し温度が上がってくると米のまろやかで少しねっとりとした舌触りになり、旨みがだんだんと滲み出てくる感じになってきます。味わいが少し変化してきますが、この温度帯でも飲みやすく、全体的にはしっかりとした味わいながらもすっきりとしているので夏場の暑い日でもしつこさを感じず爽快感を感じます。さっぱりとした料理と合わせても飲みやすく、気がつけばついつい飲んでしまうお酒でした。

道の駅「砺波」で購入しました。

立山 無濾過特別純米生原酒 製造(立山酒造)

DSC03667.jpg
銘柄:立山 無濾過特別純米生原酒
製造:立山酒造
種類:純米
酒米:五百万石

数年前にラベルが新しくなりスタイリッシュな感じになった立山。HPみてもモダンな感じで銘柄も立山〇〇だったり〇〇立山だったりと決まりがないのかよくわかりませんが、道の駅で無濾過生原酒が冷蔵販売されていたので購入してみました。

冷酒で飲ス、うまい!!
ほんのり麹の香り漂う飴色のお酒です。飲んでみると米の味わいがしっかりと感じられる濃厚な味わいです。米の甘い旨みとちょっとした苦味の混ざり合ったコクのある味は飲んでいて大変心地よいです。アルコール度が18〜19度と少し高めですがアルコールの刺激が少ないというかマイルドな舌触りで優しく粘り強い舌触りが心地よい口当たりに感じます。ほんのちょっぴり感じる酸味で清涼感があるためか何度も飲んでも重くて辛いみたいな飲みにくいって印象はなく、あくまで飲みやすい爽やかで心地よい旨みが堪能できます。ただし、うまいなぁって飲み過ぎていると、やはり高いアルコール度のために酔いが回るのも早く、あっという間に出来上がってしまいます。この内容で4合瓶で1100円ほどとCPは高いと思います。しっかりとした旨みを堪能しつつ上品にまとめていて飲みやすいお酒でした。

道の駅「砺波」で購入しました。

勝駒「特別本醸造 本仕込」(清都酒造場)

DSC00082_2018081500350169e.jpg
銘柄:勝駒「特別本醸造 本仕込」
製造:清都酒造場
種類:本醸造
酒米:五百万石

富山県高岡市にある小さな酒造である清都酒造場は酒質第一をモットーに作られているところ。数が少なく人気のためなかなか出回らないお酒と言われ、入手はかなり困難なものと言われています。名前は知ってましたが、購入するときには全く記憶が消えており、酒屋さんに「観光で来たの?高岡のお酒あるけど、どう?」って言われ、ここで買わなければまぁ買わないだろうから勧められたし買ってみるか的なノリで購入して、しばらく冷蔵庫で寝かされていた、途中で思い出したお酒です。

冷酒で飲ス、うまい!!
香りは甘い吟醸香の透明のお酒です。飲んでみるとさらりとした口当たり。癖がなく、フルーティーな甘さが口の中に流れ込んで来ました。酸味とか弱いためかとてもスッキリしていて、口の中に抵抗なく入って来たかと思えば米のほんのり甘い旨みが口の中全体に広がり、だんだん薄くなってくる感じでしょうか。最初は水みたいに飲みやすいなという感じでしたが飲めば飲むほど口の中に馴染んで来て、旨味が鮮明に心地よく感じられるようになって来ます。うまさが十分にあるのに透明感のある上品な味わいで、夏のさっぱりした料理とか白身魚とかと相性が良さそうなお酒でした。

エスポアなかやすで購入。ここのおじさんは日本酒以外も色々と教えてくれ、選ぶのに逆に悩んでしまいました。

羽根屋「純米」(富美菊酒造)

DSC00080.jpg
銘柄:羽根屋「純米」
製造:富美菊酒造
種類:純米
酒米:不明

富山市の呉羽山の麓で酒作りを営む富美菊酒造。富山のお酒は淡麗派と濃醇派が混在していますが、ここのお酒は淡麗派かな。以前はパック酒を中心に造られていましたが、現在は生産数をかなり絞って、全てのお酒を大吟醸を作るかのごとく丁寧なお酒を造る蔵へ変貌を遂げた蔵だそうです。この純米酒は透明感のある旨い食中酒をコンセプトに作られているようなニュアンスの説明文が裏ラベルにあり、スタンダードなお酒でも丁寧に作られているようです。

冷酒で飲ス、うまい!!
香りはほんのり麹の香り漂う透明のお酒です。飲んでみるとすぐにわかるのは柔らかく優しい口当たり。さらりとした透明感にある酒質で、ちょっとした酸味とピリ辛がほどほどに感じられ、その後から来る米のしっとりとした旨みがとても程よいバランスで保たれているお酒です。口の中に広がる米の旨みはあくまで優しいタッチで、これがとても心地よくわかりやすい柔らかな口当たりで初めて飲む人でも飲みやすいと感じるはず。それでいてしっとりとした米の旨みがしっかりと感じられ、とても綺麗で旨みのあるお酒だなぁと飲んでいると、次第にだんだん薄れる後味がなんとも名残惜しい。そしてついついまた次の一口を飲んでしまいます。この優しさは繊細な料理の味を邪魔することはありませんし、かといって濃いめの料理と合わせても何事もなかったかのごとく口の中を旨みで潤わせてくれるうまいお酒でした。

エスポアなかやすで購入。ここはお酒の特徴を色々教えてくれるので購入するのに参考になります。

太刀山「純米酒」(吉江酒造)

DSC00079.jpg
銘柄:太刀山「純米酒」
製造:吉江酒造
種類:純米
酒米:不明

購入したお店の人曰く、富山県のお酒は全国的にはさらりとした綺麗なお酒で知られているが、呉西の南の方ではどっしりしたお酒が多く、バリエーションが豊かであるとのこと。南砺市で酒造りを営む吉江酒造は昭和23年創業と比較的新しい蔵ですが、蔵人が親子2人しかいないという極小の酒蔵です。杜氏を雇わない蔵のはしりとも言われて(いるかは不明ですが)、生産量も少なく富山県外で見かけることはほぼ無い、まさに地酒と言える存在らしいです。そんな地酒に惹かれ購入してみました。

冷酒、常温で飲ス、うまい!!
香りは麹の香り漂う飴色のお酒です。最初に冷酒で飲んでみましたが、結構刺激のある口当たり。ピリッとした刺激とともに結構濃厚で酸味の効いたコクのある味わいが口の中に広がっていきます。その後もしばらく口の中に辛さを残しつつ辛口で占めてくる感じでしょうか。冷やしすぎると少し酸味が強いのか味の自己主張が強い印象でしたが、常温くらいにして飲んでみると、とてもまろやかになりました。最初の刺激は薄れ、重くのしかかるように口の中に入ってくるのに、そのタッチはなぜか軟らか。米の濃厚な旨みが下にジワリと広がり、重厚感がありながらも滑らかでしっとりとした米の旨みでたまりません。少し気温が上がってきてから飲んでいますが、しつこさは感じず常温なら夏でも色々な味の料理に合わせられそうだし、冬なら鍋囲みたいなって思えるお酒です。濃厚で骨太なお酒なのに常温だとするりと口の中に広がり、あくまでも柔らかいタッチで濃厚な味わいを楽しませてくれる美味しいお酒でした。

エスポアなかやすで購入。ここは富山のお酒の取り扱いにバリエーションがあって迷ってしまいますが、お店の人が結構教えてくれるのでよかったです。

若駒「本醸造生原酒 わかこま」(若駒酒造場)

DSC00083.jpg
銘柄:若駒「本醸造生原酒 わかこま」
製造:若駒酒造場
種類:本醸造
酒米:不明

南砺市の井波で酒造りを行なっている若駒酒造のなかでひらがなのラベルがひときわ目立つお酒がこの生原酒。直接蔵で見かけたので購入してみました。

冷酒で飲ス、うまい!!
香りは麹の香り漂う飴色のお酒です。飲んでみるとピリッとした刺激のある口当たり。ピリピリとしびれが残る唇を通り抜けて入ってくるお酒は酸味の聞いたどっしりとした重厚感のある味わいです。しっとりと舌に絡みつくコクのある米の旨味とアルコール度19度の高いアルコール度からくる強い刺激のため最初は少し飲みにくいですが、何度か飲んでいると慣れてきて口の中に程よく広がる米の旨みで充満して美味しく飲めてしまいます。本醸造ながらも少し癖のある濃厚さがたまらないお酒でした。

若駒酒造場の売店で購入。

若駒「純米吟醸 萌(めぐみ)」(若駒酒造場)

DSC00085.jpg
銘柄:若駒「純米吟醸 萌(めぐみ)」
製造:若駒酒造場
種類:純米吟醸
酒米:山田錦

南砺市の井波にある寺の門前町に蔵を構える若駒酒造場。創業120年ほどの歴史を持つ蔵が富山県と共同で作ったお酒?だそうです。萌と書いて「めぐみ」と読ませるお酒は井口椿公園にある「旭光」という品種の花酵母で作られ、米に水に酵母にと地元のものをふんだんに使って甘口に仕上げられた少し変わったお酒です。

冷酒で飲ス、うまい!
香りは甘く花の香りに麹の香りが混ざり合ったような飴色のお酒です。飲んでみると酸味の効いた甘口の特徴的な口当たり。口の中に広がる梅酒のような甘酸っぱくさらりとした味わいは日本酒というより果実酒っぽく、日本酒だと思って飲んでしまうと完全に外れます。日本酒度が−16度とかなりパンチ効いてますので、全く日本酒らしくない味わいですし、ラベルも可愛いらしい感じなので、後はビンとかもう少し考えて新世代アピールした方がインパクトがありそうなお酒でした。

道の駅「庄川」で購入

玉旭「純米吟醸原酒 ひやおろし」(玉旭酒造)

DSC03554.jpg
銘柄:玉旭「純米吟醸原酒 ひやおろし」
製造:玉旭酒造
種類:純米吟醸
酒米:雄山錦

富山へ旅行に行った時に地元の酒屋さんで購入。玉旭酒造は富山市の八尾で営まれる創業200年ほどの酒蔵です。淡麗辛口のお酒を作られているようで、このお酒は富山の酒米である雄山錦を使ったひやおろし。酒屋さんがいうには、その酒屋さん限定の商品なんだそうですが、どこが特別なのは不明。ただ雄山錦のお酒がどんな味だろうと思い購入してみました。

冷酒で飲ス、うまい!!
麹の香り漂う少し飴色のお酒。飲んでみるとスッキリとしたピリ辛な辛口の口当たり。その後から熟成したコクのある複雑ながらも上品で綺麗にまとめられた味わいが口の中に広がってきます。何度か飲んでいるとこの熟成した旨味が大変ふくらみのある、まろやかでまったりと心地よい旨味がにじみ出てきます。これが本当に心地よくついつい濃醇な旨味を堪能してみたくなってしまいます。雄山錦はひだほまれの系列の米ですが、ひだほまれと比べ円熟したしっかりとした味わいかなって印象です。寒い日についつい飲んでしまいほろ酔い気分まで心地よく飲んでしまえるお酒でした。

エスポアなかやすで購入。

三笑楽「ひやおろし 純米酒」(三笑楽酒造)

DSC03552.jpg
銘柄:三笑楽「ひやおろし 純米酒」
製造:三笑楽酒造
種類:純米
酒米:不明

富山県は石川県と新潟県に挟まれた北陸の町で,石川の能登杜氏と新潟の越後杜氏が混在する土地柄なんだそうです.淡麗辛口系の越後杜氏,濃醇系の能登杜氏の流派がバラバラのため同じ地域でも酒質ががらりと変わるみたいです.そんななか世界遺産の五箇山に構える三笑楽酒造は能登系の濃醇な酒質に得意とする山廃仕込みで,寒い雪国ならではのどっしりとした濃厚な味わいが特徴の酒蔵の一つです.そのひやおろしがしっかりとした味わいでおいしいよと勧められ購入してみました.

冷酒で飲ス,うまい!!
香りは米麹の香り漂う飴色のお酒です.飲んでみるとピリピリとした刺激の口当たり.口の中にすぐに広がる濃厚で熟した酸味が良く効いた味わいが広がってきます.さっぱりとした酸味かなって思っているとガツンと来る濃厚な刺激で引き戻される感じでしょうか.アルコール度が少し高めのためか刺激も強く口の中はカラっからになってしまいます.重厚感のある米の旨味と少し強めの酸味のバランスが良く,キレが良いため飲みやすいが濃厚なお酒を飲んでいるなって気にさせてくれるお酒でした.

エスポアなかやすで購入しました.富山県のお酒の取り扱いは多くて楽しめた.
プロフィール

シンパク

Author:シンパク
日本酒は一期一会。どんな日本酒であっても飲んだ時期や気温、体調や料理などで感じる味が変わると思います。
人気や知名度にとらわれず色々なお酒を飲んで楽しんでいけたらと思い、飲んだお酒の印象と記録を残します。

来場者数
カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索
リンク
月別